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ケンペのワーグナー「ローエングリン」

クラシック

ワーグナーローエングリン
ケンペ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1962 1963)
ジェス・トーマス:ローエングリン
エリーザベト・グリュンマー:エルザ
クリスタ・ルートヴィヒ:オルトルート
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ:テルラムント
ゴットロープ・フリック:国王ハインリヒ

EMI ワーグナー オペラ・ボックスである。
以前、ケンペの「トリスタンとイゾルデ」を褒めたことがあったが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20110102/p1
期待が大きすぎたのか、あまり感動しない。盛り上がる部分はいいのだが、しっとり聴かせる部分のテンポが弛緩して、せっかくの美しいフレーズが死んでしまっている部分がけっこうある。やはり推進力が足りないのか。うーん、ケンペはライブに限るのかなあ。
歌手陣も、例えばクリュンマーは爆裂的に声が出る人なのだが、スタジオ録音のせいなのか、妙に抑え気味だし、ルートヴィヒは悪役としての「圧」が足りない。私の嫌いなフィッシャー=ディースカウについては言わずもがな。ジェス・トーマスは、やはり若干非力だな。