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コンヴィチュニーのワーグナー管弦楽曲集

クラシック

ワーグナー管弦楽曲集(Wagner: Orchestral highlights)
コンヴィチュニー指揮 ミュンヘン州立歌劇場管弦楽団(1952)
「妖精」序曲
「恋愛禁制」序曲
「リエンツィ」序曲
さまよえるオランダ人」序曲
パルジファル」第1幕への前奏曲
パルジファル」より「聖金曜日の音楽」
ジークフリート」より第3幕間奏曲

コンヴィチュニーワーグナーのオペラの全曲盤は入手した。(「さまよえるオランダ人」が入手済みなのに未聴なのは、ちょっと後から計画していることがあるため)
マイスタージンガーもあるにはあるが、アマゾンではMP3でしか売ってない(涙))
しかし、コンヴィチュニー程の指揮者がワーグナーの全曲盤以外にも前奏曲とか録音していないわけがない、と調べてみたらあった。
しかし、である。なかなか聴く機会のない初期の「妖精」や「恋愛禁制」の序曲が聴けるのはありがたいはありがたいが、別にコンヴィチュニーでなくても他の指揮者でも間に合う話で、せっかくのコンヴィチュニーなのだから、全曲盤のない「ローエングリン」の前奏曲とか、他に収録曲の選択肢はいくらでもあったろうに、と思う。レーグナーの時もそうだったが、どうも当時の共産圏の発想はよくわからない。
さて、「妖精」序曲は、ベートーヴェンや前期ロマン派の先達の影響が強く、ワーグナーもこういう道を通ったのだな、と言う意味で、なかなかに愛らしく感じてしまう曲。
「恋愛禁制」は喜劇なので、序曲も、がんばってロッシーニみたいな明るい曲を書いてみました「感」が強く、こちらも愛らしく感じる。
以降のおなじみの曲は、なかなかに雄大、かつ激烈な演奏で、特に「リエンツィ」序曲は、この曲に対するイメージが変わってしまうほど面白い演奏。
いずれにせよ、クナッパーツブッシュクレンペラー、レーグナーと同様、愛聴盤になるであろう。
補遺的説明
ジークフリート」より第3幕間奏曲は、ジークフリートがヴォータンとの対決の後、ブリュンヒルデが眠る炎の山へ向かう時の音楽。