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ヴァルヴィーゾのワーグナー管弦楽曲集

ワーグナー管弦楽曲
ヴァルヴィーゾ指揮 シュターツカペレ・ドレスデンドレスデン州立管弦楽団)(1975)
シューマッハー指揮 ロンドン室内管弦楽団(1973)


ヴァルヴィーゾの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」が良かったので
http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2016/07/01
他にも無いかと調べたら、ワーグナー管弦楽曲集があった。
曲目は以下のとおり。
ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
トリスタンとイゾルデ」第1幕への前奏曲
ローエングリン」第3幕への前奏曲
さまよえるオランダ人」序曲
タンホイザー」序曲
ジークフリート牧歌
ただし「ジークフリート牧歌」のみシューマッハーなる指揮者。(CD化の際に、ヴァルヴィーゾによる埋め草が見つからなかったという事か?)
この人についてはネットで調べてもスイス出身ながらイギリスで活動した指揮者としかわからない。しかし室内管弦楽団ということは、小編成による「ジークフリート牧歌」はクレンペラーしか聴いた事が無いので、これは期待が大。
http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2012/07/05
さて、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲であるが、ゆっくりめのテンポで雄大に始まったのだが、気が付くとかなりテンポが上がっている。気が付かないほどのアッチェレランドがかかっていたのだ。これは凄技。終結部直前には、クナッパーツブッシュなみのうねりもあり、以前「こんなにわくわくした「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲クナッパーツブッシュ以来ではなかろうか」とレーグナーについて書いたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2016/08/19/050214
こちらも、それ並みの名演である。
他の曲も推進力抜群だし、シュターツカペレ・ドレスデンは美しさと凄みが同居する出来。また愛聴盤が増えた。
シューマッハーの「ジークフリート牧歌」は、かなりのハイテンポだが、実はこのテンポが正解では?と思わせる出来で、これも名演の範疇にはいるのではないか。