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リヒターの バッハ「ヨハネ受難曲」

バッハ「ヨハネ受難曲
リヒター指揮 ミュンヘン・バッハ管弦楽団(1964)
エルンスト・ヘフリガー:テノール(福音史家)
ヘルマン・プライバリトン(イエス)
イヴリン・リアー:ソプラノ
ヘルタ・テッパー:アルト
キート・エンゲン(バス)
ヘトヴィヒ・ビルグラム(オルガン)
先日、バッハの「ミサ曲ロ短調」を聴いて、バッハの四大宗教曲である「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」「ミサ曲ロ短調」「クリスマス・オラトリオ」のうち「ヨハネ受難曲」と「クリスマス・オラトリオ」をちゃんと聴いていない事を改めて認識したので購入する事にした。
例によって、通常オケ盤と古楽器盤を揃る方針で、通常オケ盤はクレンペラー盤があればよかったのだが、クレンペラーは残念ながらこの曲を録音していない。次善の策として再発された輸入盤が廉価だったリヒター盤を購入した。
1曲目の合唱を聴いてびっくり。伴奏が同じ音型を延々と繰り返す。ある種おどろおどろしいミニマル・ミュージック、バッハの曲をすべて把握しているわけではないが、こんな感じのバッハの曲は初めて聴く。
その後も緊張感と美しさの同居する音世界が展開される。これはマタイとはまったく性格の違う曲なのだ、と改めて認識したし、リヒター盤が通常オケ盤としての名盤だということもよくわかった。
しかし、クレンペラーが第1曲を指揮したらどうなったろう、と思うと、クレンペラーにも録音を残して欲しかったなあ。