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リヒターの バッハ「クリスマス・オラトリオ」

クラシック

バッハ「クリスマス・オラトリオ」
リヒター指揮 ミュンヘン・バッハ管弦楽団(1965)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ:ソプラノ
クリスタ・ルートヴィヒ:アルト
フリッツ・ヴンダーリヒテノール
フランツ・クラス:バス
ヨハネ受難曲は一休みして、バッハの4大宗教曲の残りの一つ「クリスマス・オラトリオ」を聴く。
モダン楽器盤で購入したのはリヒター盤。へそ曲がりな私は極力リヒターは避けたかったが、ヤノヴィッツ、ヴンダーリヒと来たらこれを買うしかない。しかもルートヴィヒにクラスという豪華歌手陣である。
ネット情報によると、ほとんどがこの曲の上演前の1年間に作曲された世俗カンタータ(つまり、聴衆の耳になじんでいるもの)の焼き直しで構成されているらしい。
その分、受難曲のような肩肘をはった曲ではなく、祝祭的な華やかな曲である。しかし、決して軽いわけではなく、味わい深さは格別。(アリアに対して合唱のソロがかすかなエコーを返す、という珍しい曲もある)これもヘビロテになる予感。
先日のフォルスターの「ヨハネ受難曲」もそうだったが、今回福音史家とアリアを兼ねるヴンダーリヒが、これほど福音史家として素晴らしいとは思わなかった。個人的には、なかば専任的に歌っているヘフリーガーやシュライヤーを凌駕している気がする。