フォーレ 室内楽作品全集 その2

フォーレ
チェロ・ソナタ第1番
エレジー
チェロのための小品(蝶々)
ロマンス
セレナード
シシリエンヌ
チェロ・ソナタ第2番
ゴーティエ・カプソン(Vc)
ミシェル・ダルベルト(P)
ニコラ・アンゲリッシュ(P)

フォーレ 室内楽作品全集 CD2には、チェロとピアノの為の室内楽が収録されている。
エレジーとチェロのための小品(蝶々)が初期、ロマンスとシシリエンヌが中期、チェロ・ソナタ2曲とセレナードが後期の曲。
エレジーとシシリエンヌの管弦楽伴奏版は以前管弦楽曲集で触れた。
アグレッシブな第1楽章をもつチェロ・ソナタ第1番、吹奏楽の「葬送歌」の転用であるアンダンテを持つチェロ・ソナタ第2番ともに、ヴァイオリン・ソナタと同様、この私でも傑作であるとわかる。
ネット情報であるが、フランス在住の日本の演奏家に本国におけるフォーレの聴かれ方を尋ねた方がいたのだが、本国では初期の曲が好まれ、後期の曲はむしろ日本人の方が好んでいるのでは?ということが語られていた。日本人は自分たちの感性を誇っていいと思う。
ちなみに、今までフォーレの作品に初めて触れるかのように書いてきていたが、そういえば、ジャクリーヌ・デュ・プレフォーレを演奏していなかったっけ?とブログを見返してみたら・・・・ちゃんとエレジーを演奏していた・・・・つまり、この時フォーレを聴いていたことになる・・・・
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20080327/p1

歳を取ると記憶が・・・・(涙)