クーベリックの ベルリオーズ 歌劇「トロイアの人々」(英語歌唱)

ベルリオーズ 歌劇「トロイアの人々」(英語歌唱)
クーベリック指揮 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団(1957)
ブランシェ・シーボム(Ms)
ジョン・ヴィッカーズ(T)
エイミー・シュアード(S)
ラウリス・エルムス(Ms)
デイヴィッド・ケリー(Bs)
マイケル・ランドン(Bs)
ジョーン・カーライル(S)
というわけで
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/12/08/043009
クーベリックの「トロイアの人々」コヴェント・ガーデン盤である。演奏時間は約3時間半なので30分ぐらいの短縮になる。第4幕冒頭の「王の狩りと嵐」がなぜか第4幕の終わりに演奏されている。
演奏はは程好いロマンティシズムとドラマティックさで、歌手陣も素晴らしい。発掘音源系にしてはかなり音も良い。これでステレオだったらなあ、とか、せっかくだから全曲やったらよかったのに、とか、原語(フランス語)でやればよかったのに、とか思うのだけれど、この時代のイギリスで、このオペラの大部分を、これだけのレベルの高さで上演した、という事に価値があるのだ。