エリック・サティ主要作品全集(10CD)

エリック・サティ主要作品全集(10CD)
TOUT SATIE! - Erik Satie Complete Edition


最近聴く音楽が、アンビエントな方向に行っている、と書いたのだが、アンビエントといえばサティ(というわけでもないのだけれど)ということで、以前ちらっと触れた、家にあるサティのピアノ作品集2CD(pf ジャン=ジョエル・バルビエ)を聴いた。
このCDを買った頃は多分、ジムノペティ等CMでもかかる有名曲の作曲家であるサティのことも知っといた方がいいだろう、ぐらいの軽い気持ちで、特に聴き込むという事もなかったと思う。
しかし、フォーレベルリオーズのおかげでフランス音楽に対する姿勢も随分変わってきたし、昔とは違った聴き方ができる、と思って聴いてみたらこれはびっくり。
無調やら並行和音やら教会旋法やら、とんでもないことを実にさりげなくやっているとんでもない人だった。
そうなると(ピアノ曲に比して多くはないが)管弦楽作品やら他の作品も聴きたくなってきた。
で、ほとんどの作品が網羅されているというこの10CDセットを入手した、というご報告。
ちなみに、教会旋法?モード・ジャズのルーツ?と思ったら、実際に、サティ、ドビュッシー、モード・ジャズ、という流れらしい。知らなかった!!

教会旋法とモード・ジャズついては、以前こんな記事を書いた。
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20070812/p2
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20070812/p3