ミッシェル・ポルナレフのBOX(と「ポルナレフ革命」の話、再び)

Michel Polnareff - Pop rock en stock
ミッシェル・ポルナレフのBOX(23CD)が昨年末に発売されていることを知らなかった!慌てて注文。海外サイトで収録曲を確認した。
アメリカ移住後のアルバムは買ってなかったし、未発表を含むライブもうれしい。
初期のアルバムに未収録のシングル&EP曲がこんなにあったのか!というのもうれしい喜び。私が最初に買ったシングル「忘れじのグローリア」のB面曲「ジョブ」もある!
また、ポルナレフが作曲したものすべて、という方針なのだろうが、音楽を担当したすべての映画のサントラ、そして、作曲とプロデュースを担当しながら陽の目を見なかったアルバムも収録してある。これはすごい。

しかし、である。以前にも書いたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20060527/p1

ポルナレフ革命」の日本盤がなんとかCD化されないものかなあ。
あくまで個人的な推測を、上記で書いたことに追加するが、それまでのシングルやEP曲の寄せ集めではない、記念すべき初のオリジナル・アルバムの「ポルナレフ革命」の発売を、当時ポルナレフの人気が絶頂だった日本のレコード会社は首を長くして待っていたに違いない。しかし、なかなか発売されない。マスター・テープはすでにあるらしい。ならば、なんとかそれを手に入れて、日本側でミックスして1秒でも早く発売できないだろうか・・・・・そんな裏事情があったと、勝手に推測する。それが、ポルナレフに無許可で行われたのか、許可はしたが渋々だったのか・・・とにかくこのアルバムはずっと鬼っ子のような扱いをうけてきた。捨て曲がほとんどない名作なのに!!!!
そして、本人が望んだ方向かどうかわからないが、海外で1年後に発売された「ポルナレフ革命」と同じマスターテープから作成された"Polnareve"は、上記で書いたように個人的には「ポルナレフ革命」より出来が悪い。
日本盤「ポルナレフ革命」のCD化、なんとかならんかなあ、ポルナレフが生きている間は許可が出ないんだろうなあ・・・・
私はアナログを所有しているから、聴こうと思えば聴けるのだけれど、これを聴いたことが無い人に是非聴いてほしいんだがなあ・・・・