シェルヘンの ベルリオーズ 歌劇「トロイアの人々」第2部

ベルリオーズ 歌劇「トロイアの人々」第2部「カルタゴトロイア人」
シェルヘン指揮 パリ音楽院管弦楽団(1952)
アルダ・マンディキアン(s)
ジャン・ジロドー(t)

最近知ったのだが、シェルヘンの「トロイアの人々」があった!!第2部のみの録音である。ベルリオーズの生前は「トロイアの人々」の全曲上演は無く、第2部のみが上演されていた。ベルリオーズの死後もその状態は長く続く。この録音形式はその名残であろうか。全曲録音はデイヴィス盤(1969)にで初めて実現する。

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という上記の文を書いたのがもう1年近く前である。しかしその後入手が遅れてすっかりベルリオーズ・サイクルが終わってしまっていたので、未聴のままここまできてしまった。
さて、情報が無いのでよくわからないが、音がかなり良いのでもしかしたらオフィシャル録音かもしれない。シェルヘンはいつもの激烈でドラマティックな指揮ぶりで非常に貴重な記録と言える。
歌手陣は、概ね良好だが、マンディキアンがディドにしては線が細い気がする。