ディーリアス 小管弦楽のための2つの小品
春初めてかっこうを聞いて"
川の上の夏の夜
ハンドリー指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1977)(EMI)
マッケラス指揮 ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団(1990)(デッカ)
ティントナー指揮 シンフォニー・ノヴァ・スコシア(1991)
「夏の庭で」と並ぶ、ディーリアス中期の人気作である。やはり個性的な自然描写がいい。
ハンドリーとマッケラスは幽玄な雰囲気にまとめているが、ティントナーは旋律線をくっきりさせてチャーミングさを醸し出している。これは甲乙つけがたい。