ディーリアス 田園詩曲 - かつて僕は雑沓する都会を通って 2種

ディーリアス 田園詩曲 - かつて僕は雑沓する都会を通って

デイヴィス指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(1968)(EMI)
ヘザー・ハーパー(S)
ジョン・シャーリー=カーク(Br)

フェンビー指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(1981)(ヘリテイジ)
フェリシティ・ロット(ソプラノ)
トーマス・アレン(バリトン

この曲は、EMIBOXでは「牧歌-私はかつて人の多い都市を通った」ヘリテイジBOXでは「春の牧歌」、ウィキペディアでは「田園詩曲 - かつて僕は雑沓する都会を通って」とあり、最初は同一曲だと気づかなかった。危ないところだ。
フェンビーの協力の元書かれた、ディーリアス最後の曲である。いわば白鳥の歌
タイトルは「田園詩曲」だが、内容はホイットマンの詩による男女の愛憎の世界らしい。しかし音楽は実に心に染み入る。
毎度似たような感想で恐縮であるが、フェンビーの方がテンポが遅く寂静感が強いが、甲乙はつけがたい。