ボルトンのブルックナー 交響曲第7番 交響曲第5番

ブルックナー 交響曲第7番
アイヴォー・ボルトン指揮 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 (2006)
ピリオド奏法のノンビブラートが、この曲の伸びやかな主題によく合っている。
真摯さでは朝比奈隆に、哀切さではシューリヒトに迫っている。
ただ、やはり弦のピアニシモが小さすぎるのは疑問が残る。

 


ブルックナー 交響曲第5番
アイヴォー・ボルトン指揮 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 (2004)
全体に速めのテンポで推進力が素晴らしい。以前書いたように決して「軽やか」ではなく、充分な重みをもっている。小編成が第4楽章の対位法と相性がいい。けだし名演。