シベリウス 劇付随音楽「クレオマ」と「悲しきワルツ」

シベリウス 
劇付随音楽「クレオマ」
「悲しきワルツ」

ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1997)

劇音楽「カレリア」のカップリングである「クレオマ」は、さまざなBOXにはあたかも組曲のように「悲しきワルツ」や「鶴のいる情景」等が収録されたりしているが、これはシベリウスの意図とは別に、劇音楽から編曲されたものらしい。
ヤルネフェルトの戯曲で、死神の登場する、パーヴァリという少年の成長と死の物語(詳細は他のサイトが詳しい)で、バリトンとソプラノ独唱付き。こちらも世界初録音の模様、
テーマのせいかもしれないが、はかなげで哀切感漂うメロディに満ちている。ほんとにシベリウスはいいな。