日本書紀にUFOとエイリアン?

先日、ある本を読んでいたら日本書紀の卷第二十六斉明紀に、龍に乗った人があらわれたという記述がある、と書いてあった。
慌てて、いつか読もうと思って買っていた日本書紀の文庫やネットで調べてみた。
原文は以下のとおり。


夏五月庚午朔、空中有乘龍者、貌似唐人着靑油笠而自葛城嶺馳隱膽駒山、及至午時、從於住吉松嶺之上向西馳去。


「唐人に似ている」というのは、当時の唯一の外国と言っていい中国人に似ているということだが、単純に見た事のない容貌、と解釈していいのでは?
「着靑油笠」というのは、油を塗ったようなてらてらとして光り方をする青いものをかぶっていた、ということではないか?

このブログでは(笑)龍といえばUFO!ならばこの人はエイリアンではないのか!?
ネット上では、同じ指摘をしている人もいるが、いわゆる正規の研究ではここの文章はまったく無視されている。
世界(当時の中国)に向けた日本の正式な歴史文書である「日本書紀」に堂々と書いてあるのだから、なんらかの説明があってしかるべきではないのか?