ペトリ・サカリのシベリウスとカラヤンのシベリウス

以前、ヨルマ・パヌラのクレルヴォ交響曲の時に、Naxosレーベルについて
Naxosの理念は、無名でも実力のある演奏家を起用することで廉価で良質の演奏の録音を提供する事である。」
という事を書いたが

http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2019/09/29/075157

さて、そのNaxosシベリウス交響曲全集をまかせたのは誰だろう、と調べたらペトリ・サカリの名前があった。
フィンランド出身のヴァイオリニスト兼指揮者らしいが、海外を含めネット上でもほとんど情報が無い。
が、あのNaxosの眼鏡に適ったのだからこれは聴いてみたい、と交響曲全集と管弦楽曲集2種を注文してしまった。
また、シベリウスが生前カラヤンについて
「自己作品の演奏における最高の解釈者の一人」
カラヤンのテンポが最も自分の理想に近い」
等と語ったというネット情報を見て、カラヤン嫌いの私でも、やはり耳にしておくべきかと思って、シベリウスの没年が1957年だから、比較的新しいベルリン・フィル盤ではなく、1950年台のフィルハーモニア盤をいくつか注文してみた。