北大路欣也版「剣客商売」第6作

今回の物語「婚礼の夜」は大治郎の友人浅岡鉄之助の婿入りをめぐる話なのだが、個人的に気になっていたのは、その婿入り先の(大柄なために何度も縁談が壊れたという)千代乃を誰が演じるか、という事だった。
で、放送前の情報ではまったく女優名が挙がっておらず、一般的には無名の方なのかな。と思っていた。
放送されてみると川面千晶という方で、ウィキペディアも無い方なのだが、非常に好演だったのでこれからが楽しみである。
今回から大治郎、三冬ともに役者さんが交代した。
大治郎役の高橋光臣は、原作の茫洋とした雰囲気が前任の斎藤工より足りない感じがして、最初違和感があったが、普段のほんわかした感じと剣をとっている時の真剣な表情との落差が非常に効果的だったので、これはこれでありだと思う。っていうかボウケンレッドではないか!
三冬の瀧本美織は(杏には失礼だが)杏よりはよほどいいと思った。