マツコの知らない世界 昭和ポップスの世界 (とキング・クリムゾン)

先週の「マツコの知らない世界」を録画してあったのを見た。非常に面白かった。個人的にはその前の世代のGSやフォークからやってほしかった。GSやフォークが歌謡曲と融合していって昭和ポップスが生まれた、という背景もあるからだ。
編曲家の話も出ていたが、井上陽水の初期のアルバムを手掛けた星勝キャンディーズの「春一番」の作詞作曲編曲の穂口雄右とか、斬新な編曲をした人はまだまだいる。(馬飼野俊一の名前が出たのはうれしかった)
ちなみに、「そして僕は途方に暮れる」にキング・クリムゾンのメンバーが参加している、という話があって、慌てて調べたら、ベースのトニー・レヴィンとギターのエイドリアン・ブリュー(B面のみ)だった。しかし、テレビに映っていたキング・クリムゾンは思いっきり70年代のジョン・ウェットンがいる頃のもの。トニー・レヴィンエイドリアン・ブリューは80年代以降だから、その写真の中にはいない。ここら辺がテレビ・スタッフの意識や知識の限界なんだろうな。