ヘンデル オラトリオ「ヘラクレス」(と「マイティ・ハーキュリー」)

ヘンデル オラトリオ「ヘラクレス

ジョン・エリオット・ガーディナー指揮 イギリス・バロック管弦楽団(1982)
ジョン・トムリンソン(Bs)
サラ・ウォーカー(Ms)
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T)
ジェニファー・スミス(S)

イングリッシュ・バロック・ソロイスツ

以前「ベルシャザル」を聴いたときに

「私が聴いたヘンデルのオラトリオの中では最上級だと思う」

と書いたが、同年作曲の「ヘラクレス」が「後期バロック音楽劇の頂点」という評価があると知り、どうしても聴きたくなって買ってしまった(汗)
「ベルシャザル」のドラマティックさに比して、どちらかというとしっとり系だが(さすがにヘラクレスの死の場面はドラマティックだが)アリア(やや装飾過多だが)や合唱等充分聴きごたえがある。器楽的には対位法的にも緻密な気がする。今回追加で購入したヘンデルのオラトリオは全部いいな。
全くの余談である、子供の頃「マイティ・ハーキュリー」というアメリカのアニメをテレビでやっていたが。「ハーキュリー」=「ヘラクレス」だという事を知ったのは、けっこう大人になってからだった。(ハーキュリーは英語読み)