ヘンデル オラトリオ「ユダス・マカベウス」再聴

ヘンデル オラトリオ「ユダス・マカベウス」

ソマリー指揮 イギリス室内管弦楽団(1971)
ヘザー・ハーパー(S)
ヘレン・ワッツ(A)
アレグザンダー・ヤング(T)
ジョン・シャーリー=カーク(Bs)

思えば、最初に全曲をちゃんと聴いたヘンデルのオラトリオは「ユダス・マカベウス」であった。

http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20101224/p1

なので、上記でもヘンデルのオラトリオというよりは、バッハ以外の、かつキリスト教色の少ないバロック・オラトリオを初めて聴いた感想になっている。
それから折に触れて聴いてはいたが、今回ヘンデルのオラトリオをけっこう聴いてきて、改めてこの曲を聴くと、「ベルシャザル」「ヘラクレス」の2年後の作曲のこの曲が、実に完成度が高いという事がわかる。全体のバランスがいい、というか、まんべんなくいい曲ぞろいなのだ。