というわけで
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2020/06/26/060544
グリーンスレイドの1stアルバムである。メンバーを改めて記すと
デイヴ・グリーンスレイド:キーボード(元コロシアム)
トニー・リーヴス:ベース(元コロシアム)
デイヴ・ロウソン:キーボード&ヴォーカル(元WEB~サムライ)
アンディ・マクローチ:ドラム(元キング・クリムゾン)
ギターレス&ツィンキーボードという事で、キーボード同士の丁々発止の掛け合いでもあるのかと思いきやまったくそんなこともなく、非常にリリカルで構成的なシンフォニック・ロックである。というか、ザ・プログレの感じが心地よい。
特筆すべきはトニー・リーヴスのベースで、イエスのクリス・スクワイヤやルネッサンスのジョン・キャンプも真っ青になるほど駆け回っている。8分に及ぶインスト曲で、ベースで堂々とリードをとっていたりする。ネット上でコロシアム時代の彼を、腕が落ちるなどと妄言を吐いた人は、このアルバムを知っているんだろうか。