マーヴィン・ゲイとピーター・ガブリエルの"Ain't That Peculiar"

最近またマーヴィン・ゲイをちらちら聴いているのだが、いわゆるニュー・ソウル時代以降なので、初期モータウン時代の曲はあまり聴いていない(ライブで歌われている何曲かは知っているが)で、ざっくりと調べていたのだが、その中に "Ain't That Peculiar" という曲があった。
そこで思い出しのがピーター・ガブリエルで、最初のソロ・アルバム発売直後のライブ(海賊盤)に"Ain't That Peculiar"という曲があるのだ。それを聴いた当時はピーターはキンクスのカバー"All Day And All Night"もやっているので漠然とキンクスあたりかと思っていたのだが、まさかのマーヴィン・ゲイだったとは!
ピーター・ガブリエルは元々ソウル・ミュージック好きだったが、デビューがプログレ・バンドのジェネシス、そしてソロキャリアもその流れ+反動でポスト・モダンという感じだったが、"So"においてソウル・ミュージック性を前面に出して大ヒットとなった。しかし、ソロ・デビュー直後の段階で、ソウル・ミュージック性を出そうとしていたことがこれでわかった。
二人の関係性は、ネット情報など皆無であるが、ライブで取り上げるくらいだからピーターはマーヴィンのファンであったろうし、影響も受けたのではないかな?
そうなると、ピーターの曲に潜むマーヴィンからの影響を頭に入れてピーターの曲を聴き直すのも一興かもしれない。

"Ain't That Peculiar"
こちらがマーヴィン・ゲイ

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こちらがピーター・ガブリエル

 

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こんな動画があるのだから二人の関係性に気付いている人がいることはいるのだ。

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