2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Mr.Gone(1978)

WEATHER REPORT さて、また音楽性が変わってきている。民族音楽+エレクトリックミニマル(テクノとは違うので、あえてこういう表現をする)にジャズセンスというのだろうか。実験作の匂いがする。前作を引きずっている曲も、あえてキャッチャーさを出さない…

Heavy Weather(1976)

WEATHER REPORT さて、大ヒットアルバムであるが、予想より聴けた。つまり、キャッチャーになって私には聴けないかと思っていたのにという意味である。さすがウェザー、確かに浅さを感じる部分もあることは確かだが。かつての、フリージャズやロックジャズ、…

阿部進之介

踊るさんま御殿に「グランセイザー」の悪役「インパクターロギア」役の阿部進之介が出演している。ちょっとふとったか?このキャラは、たぶん予想以上に人気が出たのだろう。途中で死んだはずが最終回間際にまた戻ってきたりした。ちすんのルシアも戻ってく…

Black Market(1976)

WEATHER REPORT いよいよ2曲ながらも、ジャコパスが参加、まだまだ彼にしてはおとなしい感じ。全体的にさらに洗練されてきているが、まだまだロックジャズ的ダイナミズムと民族音楽的センスは失われていない。まだまだ許容範囲。さて、いよいよ「ヘビー・ウ…

Tale Spinnin'(1975)

WEATHER REPORT これは、かなりキャッチャーになってきた。プレ「ヘビー・ウェザー」って感じ。ただし、4曲目は前作のラスト曲に近い民族音楽的な作品で、こういう作品がある限り、まだまだ聴ける。

九つの殺人メルヘン(初出 1999〜2001年、文庫化 2004年)

鯨統一郎 こちらも、先日の日記でちょっと触れたが、こちらはいわゆる「安楽椅子探偵」ものとしては、「隅の老人」や「ミス・マープルと十三の謎」に匹敵する出来ではないだろうか!ただし、登場人物が語り合う、我々世代にとって懐かしの事象の記述が多すぎ…

「神田川」見立て殺人(2003年)

鯨統一郎 先日日記に書いた作品を読んだ。これは、タイトルで期待して読むと、もしかして裏切られるかもしれない。探偵役は「間暮警部」「まぐれ」と読む。もちろん、シムノンの「メグレ警部」にかけてあるが、「まぐれあたり」の「まぐれ」にもかけてある。…

夕飯後、娘が大声で、延々と歌いながら踊っていた。(歌詞はめちゃくちゃ)とんでもなく大声である。強靭な喉だ。本気でオペラかロックの歌手にしようかと思うほどだ。

サザエさんのソフト

奥さんが急に「そういえばアニメのサザエさんってビデオやDVDって見ないよね」と言い始めた。言われてみればそうだ!昔はあったのか?あってもいいと思うが・・・長谷川町子(or 遺族)の意向なのか?ネットで調べても良く分からない。誰か知ってる人はい…

子供の頃に読む江戸川乱歩

江戸川乱歩全集の最新刊の解説を久世光彦(作家)が書いているが、「乱歩を感覚的に受け入れると言う点では、子供の方が大人より優っているのではなかろうか」と書いている。同感である。子供の頃、講談社の箱入り全集を何冊か買ったが(子供なので全巻は買…

娘最初の「一人で洗顔」

娘と風呂に入っていたら「顔を洗う」という。奥さんと一緒の時に、一人で顔を洗えるようになったのかと、驚いた。さすがに泡を流しきれないので、シャワーで助けてやった。ところが奥さんに聞くと、未だやったことがないという。つまり、娘最初の「一人で洗…

チリ地震の津波

昨日、床屋で隣の客とマスターが例の津波の話をしていた。その客は(50代と思われる)チリ地震の津波を経験したそうだ。水が引いて魚を手づかみでよろこんでとっていたそうだ。その時も「これは変だ、津波が来るのではないか」と言った人もいたらしいが、…

演歌流行歌(えんかはやりうた)

今朝、5時半からの演歌番組「演歌流行歌(えんかはやりうた)」を、たまたま見ていた(というか、テレビをつけたらその番組だった)(他の地方では別の時間帯であろう)そこで ○吉冨忍 元気でね! ワッハッハ というのをやっていた。これが歌もノーテンキで…

先日、世界仰天ニュースという番組を、見るとはなしに見ていたら、私が、自分の名前でネット検索をかけて、MA MA DOO!!のサイトを見つけたきっかけになる事件を取り上げていた。奥さんと二人で「これって、あの事件じゃない?」「そうそう、そうだよ」と言い…

ロック・バンドの再結成

クリームが再結成するらしい。っていうか、クラプトン以外の近況を知らないが、とんでもなく老けてたりしたらいやだな。でもライブCDが出たら買ってしまいそう。 旧クリムゾンも 21st CENTURY SCHIZOID BAND として、ソフト・マシーンもソフトウェアとして…

本日分の日記を会社の昼休みに書いて、フロッピーに落としておいたら、そのフロッピーを忘れてしまった。今日の分は明日に回します。ごめんなさい。

続々 鯨統一郎の歴史ミステリー

大変なことを見逃していた。おとといの日記で書いた、登場人物の陰陽師は名前を「六郎太」といい、つれの白拍子を「静」という。これは「邪馬台国はどこですか」の主役ケンカコンビではないか!つまり、①と③は「邪馬台国はどこですか」の続編だったのだ(タ…

いろは歌に暗号

さて、こちらは、いわゆる「薬子の乱」を扱ったものだが、ここで考えさせられた。井沢元彦さんなんかが歴史推理を書く場合、自分が解き明かした謎の解答を、彼は真実だと信じて、その説を発表する場として、推理小説という形をとっている(と思う)しかし、…

続 鯨統一郎の歴史ミステリー

昨日は触れなかったが、作品の内容について、少々。 ○金閣寺に密室 足利義満の帝位簒奪と暗殺疑惑、世阿弥南朝スパイ説は、特に目新しいものではないが、この作品の肝は、一休とんち話として知られる逸話が、本編の謎解きにうま〜く組み込まれている作者の手…

娘がこんどは、叶美香(?)の歌にはまっている。「ぷるぷるのキュンポポン」だと・・・

鯨統一郎の歴史ミステリー

1.金閣寺に密室 2.謎解き道中 3.いろは歌に暗号 鯨統一郎 以前、この人の「邪馬台国はどこですか」について、(コメント欄だったか?)多少書いたことがある。この人は、さまざまなミステリー手法でいろいろな作品を書いているのだが、とりあえず、歴…

「ゴジラ」の特集番組

続けて「ゴジラ」の特集番組もやっていた。ゴジラシリーズに特別な思い入れは無いが、映画史、文化史における役割の重要さは充分承知しているので、勉強させてもらった。伊福部昭さんのテーマ曲はやはり素晴らしい(CDをもってる)「忠臣蔵」の音楽と共に…

NHKの「義経の謎」の番組

昨日午後、NHKで「義経の謎」みたいな番組をやっていた。1月2日放送の再放送だ。もしかして東北限定の番組かもしれない。NHKだからあまり期待できないが、高橋克彦さんが出てるので、とりあえず見た。内容は高橋さんが苦笑いをしていたことで、推し…

コアップ・ガラナ

コンビニで見つけて、懐かしくて買ってしまった。コーラのような炭酸飲料で、子供の頃(埼玉)銭湯で風呂上りに飲んだ記憶がある。奥さんに聞いたら知らないとの事なので、こっちでは売ってなかったのだろうか?全国的な販売状況はどうなっているのだろう?…

Mysterious Traveller(1974)

WEATHER REPORT 前作の路線(アフリカン+フリーキー)を引き継ぎながらも、若干ポップさが増した。とは言え、まだ私の許容範囲である。最後の曲はアフリカ?インド?熱帯地方の楽園のようなアンビエントミュージック。キーボードのザヴィヌルがギター、ダブ…

時空警察5

先日ビデオにとった時空警察5をみた。これまでのシリーズも、「歴史の謎」ファンには珍しくも無い内容とはいえ、この手の番組は珍しいので一応録画して保存してあった。今回、通常2時間4話のところ2話であり、今までのパターン破りもあり、かなり力作で…

負の暗示(1991)

山岸凉子(文庫「神かくし」) 先日、稲垣吾郎版「八墓村」をやっていたが、こちらも実際にあった事件をヒントにしている。この「負の暗示」はその実在の事件を分析している。田舎の秀才が挫折し、プライドだけは捨てきれず、鬱屈し、爆発するというパターン…

悪夢(1979)

山岸凉子(文庫「タイムスリップ」) とうとう八戸でも虐待死の事件が起きてしまった。奈良の幼児殺害といい、あまりにもこんな事件が多い。この作品は実際に起った「メアリー・ベル事件」の犯人の刑務所(精神病院?)での様子を描いたもの。彼女は11歳ま…

一晩ぐっすり寝たらだいぶ楽になりました。ご心配おかけしました。そのわりに今日は文が多い。(たまっていたので)

本日、風邪で体調が悪化し、午後休をとった。せっかくの3連休なのに!おとなしくしてよう。