2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

そこまで大量の電気が必要か?

大量消費による経済成長が「善」である。 そんな意識を変えるべき時が来たのかもしれない。 東北にある原発の事故により、首都圏が計画停電になる。 こんな事が起きない限り、首都圏の人々は(勿論東北人も忘れがちだが) 自分達が使っている電気を、東北を…

テレビ報道

ネガティブな事は書きたくないがテレビの報道はありがたいのは事実だが映している場所をきちんと表示するか、どこを映しているのか 見ている人間がわかるぐらい、ちょっと落ち着いて映して欲しい テレビが、災害バレエティ的に映像を流している、 との批判が…

キャスリーン・バトルの懐かしいCM

緊張の続く毎日ですが、一息いれて、美しい歌声はいかがでしょう。 1986年、某ウィスキーのCMで、キャスリーン・バトルの美声と、ヘンデルの「オンブラ・マイ・フ」の素晴らしさを知った人は多かったろう。私もその一人であった。 突然懐かしくなって調べ…

帰宅は今朝の3時でした(汗)

とりあえず無事の報告です。 blog.livedoor.jp

ケルトとローマの息子(1955)

ローズマリー・サトクリフ この作品は、いわゆる「ローマン・ブリテン4部作」や「アイクラ家のイルカの指輪シリーズ」ではないものの「第九軍団のワシ」(1954)の直後に書かれており、また時系列的にも「第九軍団のワシ」の後と思われる事から、もしかした…

ペルゴレージ「スターバト・マーテル」

クーン指揮 Marchigiana Philharmonic Orchestra(1997) Paola Antonucci(s) Rosanna Mancarella(ms) 先日の「奥様女中」とカップリングで収録されていたもの。 全12曲の短い曲で構成され、こちらも40分弱。 やはり、どんどんメロディが湧き出でてくる…

ハッセ「クレオフィーデ」(Hasse Cleofide)

ハッセは1699年生まれ(バッハの14歳下)のテノール歌手出身のバロックの作曲家である。 ドイツ人なのに、オペラ(当時のオペラはイタリア・オペラしかなかった)が書ける、というので人気があった(そのぐらい、ドイツはクラシック後進国だった)作曲家で…

ペルゴレージ「奥様女中」

クーン指揮 Marchigiana Philharmonic Orchestra(1998) セルピナ:Paola Antonucci(s) ウベルト:Donato di Stefano(b) 以前、ちらっと御紹介したバロック・オペラ「奥様女中」であるが(こちら)手っ取り早く全曲を聴きたいなと探したところ、ペルゴレー…

ドニゼッティ「連隊の娘」

カンパネッラ指揮 パリオペラ座管弦楽団(1986) トニオ:アルフレード・クラウス マリー:ジューン・アンダーソン シュルピス軍曹:ミシェル・トランポン 公爵夫人:エリア・シーザン 以前書いた(こちら)「連隊の娘」である。 こちらは残念ながらポップの…

剣の歌 ヴァイキングの物語(1997)

ローズマリー・サトクリフ サトクリフの死後に発売された、文字通り絶筆作品。「アイクラ家のイルカの指輪シリーズ」最後の作品である(時系列的には、1956年発表の「シールド・リング ヴァイキングの心の砦」の前にあたる) 最初は指環目当てで読み始めたが…

R・シュトラウス「4つの最後の歌」

トーマス指揮 ロンドン交響楽団(1993) ルチア・ポップ ルチア・ポップ死の年に録音された、いわば白鳥の歌である。 実は随分前に入手していたが、聴きそびれていた。 しかし、例のポップのボックス(上記)にテンシュテット指揮(1982)のものが収録されて…

"ICON" ルチア・ポップ EMI録音集 CD3

CD3は 先日も書いた(こちら)ワーグナーの歌劇「タンホイザー」全曲盤(ハイティンク指揮 1985)より2曲 R・シュトラウスの歌劇「ダフネ」全曲盤(ハイティンク指揮 1982)より3曲 R・シュトラウスの管弦楽伴奏付き歌曲「4つの最後の歌」(テンシュ…

"ICON" ルチア・ポップ EMI録音集 CD1 CD2

先日書いた(こちら)ルチア・ポップのボックスをやっと入手した。 記念すべきレコード・デビューのクレンペラーとの「魔笛」の1964年から1987年までの録音から編まれている。(それ以降はRCA音源(こちら)) CD1は ヘンデルのオペラアリア(1967) …

辺境のオオカミ(1980)

ローズマリー・サトクリフ 岩波書店で言うところの「ローマンブリテン4部作」の4作目「アイクラ家のイルカの指環シリーズ」としては、時系列的には「銀の枝」の後、執筆的には「ともしびをかかげて」や「夜明けの風」の約20年後に書かれた作品。 自分の判…

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 第22巻

安彦良和 いろいろあったが、このままアニメ通りに終わるかと思ったガンダムの漫画化であるが、とんでもない事になってきた(汗) キシリアによるギレン殺害と同時に、なんとジオン軍内部で、セイラ(つまりアルテイシア・ソム・ダイクン )を旗頭とする叛乱…

ケルトのラウンド・タワー(Irish round tower)

たまたま寄ったコンビニで、たまたま目にしたコンビに本を買ったら、いきなり「ケルトのラウンド・タワー」というのが出てきた。 ケルトについては、かなり本を読んだつもりだったが、ケルト十字や巨石(メンヒル)等は知っていたが、ケルトのラウンド・タワ…

ヴェルディ 「オテロ」 トスカニーニ指揮 NBC交響楽団(1947) ヴェルディ 「アイーダ」 トスカニーニ指揮 NBC交響楽団(1949) バスやバリトンが歌うところをつまみ食いで一緒に歌う。

エルトン・ジョンの「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」(1974)と「ピンボールの魔術師」(1974)

先日、娘が久々に「イエロー・サブマリン」を見ていたので思いだした。(もう字幕も読めるようになってきた) エルトン・ジョンには、あまり思い入れが無い。唯一の例外が「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」で、この転調の妙はツボだった。 しかし、…

宗像教授異考録 第15巻

星野之宣 完結だそうである。 15巻の大半は前巻からの「大英博物館の冒険」の後編である。 前巻では「いきなり宗像教授が大英博物館?」と思ったものだったが、どうも「大英博物館」側から打診があり、星野氏は重い腰をあげてイギリスへ行き、そしてはまった…

ドニゼッティ「愛の妙薬」

ワルベルク指揮 ミュンヘン放送管弦楽団(1981) アディーナ:ルチア・ポップ ネモリーノ:ペテル・ドヴォルスキー ベルコーレ:ベルント・ヴァイクル ドゥルカマーラ:エフゲニー・ネステレンコ というわけで、イタリアオペラ(ブッファ)サイクルが始まっ…

ヘンデル宣言

大昔、クラシックを聴き始めの頃、アナログでバッハ全集みたいなシリーズがあった。全部で何枚買わなければならないか、想像もつかなかったが、いつの日かそういうレコードを買って、バッハを全部聴きたいなあ、等と思っていたものだ。 それから幾星霜、バッ…

イタリア・バロック音楽の調べ

カペラ・イストロポリターナ(1996) これも載せるタイミングを逸していた記事で、やはりブックオフで入手したCD。 以下の作曲家の、合奏協奏曲等の管弦楽曲が収められている。ジュゼッペ・サンマルティーニ (1695-1750) フランチェスコ・ジェミニアーニ (…

ヘンデル「王室礼拝堂のための音楽」

王室礼拝堂合唱団 他(2005) これは載せるタイミングを逸していた記事 先日ブックオフで入手したCDをやっと聴く(こちら) 知る人ぞ知る、ヘンデルの教会音楽の最高峰らしいが、さもありなん、こんなに気持ちのいい音楽もそうそう無い。癒される。

ワーグナー・サイクルを終えて

日記を読み返したら、今回のワーグナー・サイクルは去年の10月からだった。約半年にわたったことになる(汗) 以前から、ワーグナー・サイクルを終えたら、ブルックナー・サイクルに戻る、と書いてきたのだが、ブログをお読みの方はお気付きかもしれないが、…

ワーグナー 「パルジファル」(イタリア語)

グイ指揮、RAIローマ交響楽団(1950) パルジファル:アフリコ・バルデッリ グルネマンツ:ボリス・クリストフ クンドリー:マリア・カラス クリングゾール:ジュゼッペ・モデスティ ティトゥレル:ディミトリー・ロパット カラス唯一のワーグナー全曲録音で…

トゥラ・サターナ"Tura Satana"

最近亡くなったニュースが流れていた女優さんだが ウィキペディアによるとサターナの父は日本とフィリピンの血を引くサイレント映画俳優、母はアメリカインディアン(シャイアン族)とスコットランド系アイルランド人の血を引くサーカス芸人だった。って、す…

銀の枝(1957)

ローズマリー・サトクリフ アイクラ家のイルカの指環シリーズの第2作。時代は紀元3世紀末、ローマ皇帝は、マクシミアヌス帝(分割統治)ブリテンでカロウシウス(カラウシウス)が皇帝を名乗っていた時代。 この「カラウシウス」については、寡聞にして初…