2013-01-01から1年間の記事一覧

大原櫻子

大原櫻子佐藤健と三浦翔平がバラエティで映画の宣伝をしていて、気になって調べていたら、すごい娘が出てきた。

モーリス・ルブラン「虎の牙」

モーリス・ルブラン「虎の牙」この作品が、一応ルパンシリーズの時系列的には最後の作品になる。この後に執筆された作品は、時系列的にはこれ以前の話になる(後出しの「ルパン最後の事件」「ルパン最後の恋」がどの時系列になるかは今のところ知らない)そ…

ストコフスキーの「春の祭典」2種

ストラヴィンスキー「春の祭典」レオポルド・ストコフスキー指揮 フィラデルフィア管弦楽団(1929 1930)レオポルド・ストコフスキー指揮 フィラデルフィア管弦楽団(1939)1939年の演奏は、ディズニー・アニメ「ファンタジア」のもので、久々に聴きなおした…

ストラヴィンスキー自演の「春の祭典」2種

ストラヴィンスキー「春の祭典」ストラヴィンスキー指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック(1940)ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1960年)この曲も、自演盤は意外にしっとりしている。初めてこの曲を聴いた人が、たぶん最初に驚くであろう第…

モーリス・ルブラン「棺桶島(三十棺桶島)」

モーリス・ルブラン「棺桶島(三十棺桶島)」ルパンが申し訳程度に登場する「オルヌカン城の謎」、純粋な冒険もの「金三角」を跳ばしてこちらを読む。新潮文庫なのでタイトルは「棺桶島」、こちらもルパンの登場は随分最後の方だが、舞台がブルターニュ(つ…

ストラヴィンスキー自演の「ペトルーシュカ」3種

ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」(1947年版)ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1960年)ストラヴィンスキー 「ペトルーシュカ」組曲(1947年版)ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1960年)ストラヴィンスキー 「ペトルーシュカ…

ストラヴィンスキー自演の「火の鳥」3種

ストラヴィンスキー「火の鳥」全曲ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1961)ストラヴィンスキー「火の鳥」組曲(1945年版)ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1967)ストラヴィンスキー「火の鳥」組曲(1945年版)ストラヴィンスキー指揮…

ジョー・ウォルシュ「この人生に賭けて」

ジョー・ウォルシュ「この人生に賭けて」"Life's been good"(1978)奥さんがタブレットで、洋楽が少しずつランダムにかかるアプリを聴いているのを、横で聴くとはなしに聴いていたら、リアルタイムでラジオから流れてきていた懐かしい曲が聴こえてきた。ジ…

モーリス・ルブラン「水晶の栓」

モーリス・ルブラン「水晶の栓」前回、なぜルパン・シリーズが苦手か、を書いたのだが、さらに言えるのは、ルブランもヴァン・ヴォクトのように、話の始まりからしばらくは何が謎なのかもわからなくて、読者を五里霧中状態にさせる、という点である。個人的…

ストラヴィンスキーの自演BOX

ストラヴィンスキー・エディション"Works of Igor Stravinsky" 先日「春の祭典」BOXを見つけた後、なんとなく調べ続けたら、また気になるものを見つけてしまった。ストラヴィンスキー自身が指揮をした音源の22CD BOX SET である!「春の祭典」BOXのス…

ルパン三世実写化

ルパン三世実写化何年も前から噂のレベルで報道されてきた「ルパン三世実写化」がいよいよ具体化したようだ。あの「あずみ」の山本プロデューサーと北村龍平監督コンビで、配役も、以前からささやかれていた次元が某ジャニーズということも無くなり、全体的…

モーリス・ルブラン「813」「続813」

モーリス・ルブラン「813」「続813」ルパン・シリーズの読破が何度も挫折していることは以前にも書いた。http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2007/05/08今回は、気負わないで、他の作品の合間を縫って読んでいこうかと思う。「813」は子供のころ読んだ…

本日諸事情により

本日諸事情により、ブログ更新ありません。

「春の祭典」の話(+ELPの話)

「春の祭典」の話(+ELPの話)ストラヴィンスキーバレエ音楽&管弦楽BOXには、シャイ・クリーヴランド盤(1985)が収録されている。細かい感想は後ほどとして、第1部の「春のロンド」の引きずるような動機のところでテンポが大きく落ちる。実は個人的…

ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」4種

ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」(1947年版)リッカルド・シャイー指揮 ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団(1993)乱暴な言い方をすれば、この曲は「火の鳥」と「春の祭典」の両方の魅力を兼ね揃えた曲で、実に面白い。こういう、俗っぽさに堕さない…

似ている曲

似ている曲昔から、良く似ているなあ、と思っていた事を突然思い出した。だぶん、この手の曲は、まだまだいっぱいあるんだろうな。 1975 フリートウッド・マックの「リアノン」 1979 キッスの「ラヴィン・ユー・ベイビー」 1980 ブロンディの「コール・ミー」

ストラヴィンスキー「火の鳥」

ストラヴィンスキー「火の鳥」シャルル・デュトワ指揮 モントリオール交響楽団(1984)往年のプログレ・ファンはたいていそうだったと思うが「火の鳥」という曲に初めて触れたのは、イエスのアナログ3枚組ライブ・アルバム「イエスソングス」である。コンサ…

A・E・ヴァン・ヴォクト「スラン」

A・E・ヴァン・ヴォクト「スラン」(1946)「宇宙船ビーグル号」の元になった「黒い破壊者」とともに1940年に雑誌掲載されてヴァン・ヴォクトの出世作となったこの作品でヴァン・ヴォクト再読シリーズを締めたいと思う。ヴァン・ヴォクトを読み進めてきて…

ストラヴィンスキー初期管弦楽作品

ストラヴィンスキー 交響曲変ホ長調 幻想的スケルツォ 幻想曲「花火」アシュケナージ指揮 サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団(1994 1995)ストラヴィンスキーの「火の鳥」以前の管弦楽作品である。交響曲変ホ長調は、調性の通りの「英雄的」…

来秋の朝ドラの話

来秋の朝ドラの話来秋の朝ドラの主人公が、ニッカウヰスキーの創業者の妻(スコットランド人)だそうだ。 来春の朝ドラの主人公が「赤毛のアン」の翻訳者、村岡花子で、作者のモンゴメリーがアイルランド系移民の子孫だから、なんかケルトづいているな。俳優…

A・E・ヴァン・ヴォクト「目的地アルファ・ケンタウリ」

A・E・ヴァン・ヴォクト「目的地アルファ・ケンタウリ」(1965)海外ウィキペディアによると、この作品も3篇の短編小説を長編に仕立てたものらしい。ちなみに短編の発表年は、1947年、1850年、1963年。「宇宙船ビーグル号」は、連作短編の長編化なので、…

ストラヴィンスキーを聴いてゆく

ストラヴィンスキー バレエ音楽&交響曲全集(7CD)たぶんシベリウスから始まった「制覇シリーズであるが」(笑)こういうのができるようになったのも廉価BOXが出始めたせいで、こちらとしてはありがたい。ストラヴィンスキーというのも実は「春の祭典…

ディープ・パープル「嵐の使者」

嵐の使者(1974)ディープ・パープル高校時代ディープ・パープルのコピー・バンドをやっている頃、いわゆる3期パープルは「紫の炎」と「嵐の女」をコピーしていた。そういう関係もあって3期パープルのレコードで買ったアルバムはライブの「メイド・イン・…

「暗殺教室」松井優征

「暗殺教室」松井優征コンビニ等で背表紙を見て「暗殺教室?」と思って、手に取って予想外のキャラにびっくりして、買いはしなかったが気になってはいた。案の定、娘が全巻買ったので読んでみたら面白い。有名な話だが、少年ジャンプは「雑誌キーワードは「…

A・E・ヴァン・ヴォクト「原子の帝国」「見えざる攻防」

A・E・ヴァン・ヴォクト「原子の帝国」(1959)雑誌掲載は1947年のほぼ長編と言っていい中編。はるか昔の大戦争の後、科学技術は残っても科学知識は後退し、科学者は原子を神とあがめる宗教団体の聖職者になっている時代、放射能の影響で生まれた奇形児、…

ムソルグスキー「ホヴァーンシチナ」(イタリア語歌唱)

ムソルグスキー「ホヴァーンシチナ」(イタリア語歌唱)ボーゴ・レスコヴィチ指揮 RAIローマ交響楽団(1973)ニコライ・ギャウロフ(ホヴァーンスキー公)チェーザレ・シエピ(ドシフェイ)フィオレンツァ・コッソット(マルファ)ヴェリアーノ・ルケッティ…

A・E・ヴァン・ヴォクト「宇宙製造者」

A・E・ヴァン・ヴォクト「宇宙製造者」(1953)いかにも古いSFらしい大仰なタイトルに苦笑してしまうが、お得意の主人公も読者も五里霧中のジェット・コースター・ノベルで、最終的にはこれもお得意の円環形式のタイム・パラドックスもの。読み終わって…

5つの銅貨(1959)

5つの銅貨(1959)「5つの銅貨」(今まで「五つの銅貨」と表記していたが「5つ」が正しいらしい)という映画については、これまで何回か書いてきた。 http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2004/10/18http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2004/10/29h…

ヴァン・ヴォクトの短編集

A・E・ヴァン・ヴォクト「時間と空間のかなた」(1952)1940年代に雑誌に発表された短編による短編集である。各種報告書の羅列により記述される、ドイツの天才科学者によるナチスへの復讐譚「永遠の秘密」サスペンス満載の宇宙吸血鬼族の地球来襲の物語「…

ムソルグスキー 歌曲集

ムソルグスキー 歌曲集(1974 1979)エフゲニー・ネステレンコ(バス)ウラディミール クライネフ(ピアノ) かわいいサーヴィシナドン川のほとりに花咲くイェリョームシュカの子守歌メフィストフェレスの歌(蚤の歌)歌曲集「死の歌と踊り」歌曲集「日の光…