2014-06-02から1日間の記事一覧

北村薫「六の宮の姫君」

北村薫「六の宮の姫君」(1992)以前にも書いたが、もしかしたら私が初めて読む北村薫作品であったかもしれない「円紫さんと私シリーズ」第4作である。番外編と見る向きもあるが、これはシリーズのクライマックスであろう。なぜならば解説によると「私」が…