SF

手塚治虫「火の鳥」の話

「漫画なんて幼稚だ、とバカにしていたアメリカ人の友人が涙を流すほど日本の漫画にはまった」みたいな内容の話題があり、その漫画が「火の鳥:鳳凰編」と言うことで、調べてみた。子供のころから知っているものというのは、なかなか改めて調べる気にはなら…

アシモフ SF短編再読(と、クリフォード・D・シマック)の話

先日「アシモフのSF短編集をすべて読み返したくなった」と書いたのだが、アシモフの翻訳された短編集は以下のとおり。(ウィキペディアより) 1950年 - I, Robot (『われはロボット』)1955年 - The Martian Way and Other Stories (『火星人の方法』)1…

ラリー・マドック 「空飛ぶ円盤(TERRAの工作員1)」(1966 翻訳 1971)(未読)

古本屋で「空飛ぶ円盤」というド直球なタイトルと、インディアン(?)の少女が振り返っている絵が気になって買ってしまった。2巻もあったので同時に購入。寡聞ながらラリー・マドックは初耳の作家。日本ではほとんど情報が無い。海外ウィキペディアでアメリ…

アイザック・アシモフ「ゴールド-黄金」(未読)(と、最近なぜ「未読」が多いか)

最近、書籍がテーマのタイトルにやらたと(未読)がつくのにはわけがある。Apple TV のオリジナルSFシリーズとして「ファウンデーション・シリーズ」が実写化される、というニュースを受けて「ファウンデーション・シリーズ」と「ベイリ&オリヴォー・シリー…

新潮文庫 宇宙SFコレクション 1スペースマン 2スターシップ(未読)

古本屋で新潮文庫 宇宙SFコレクション スターシップという本を発見して、気になって購入した。調べたら2巻目で、せっかくなので第1巻のスペースマンも通販で購入した。伊藤典夫、浅倉久志という、SFファンであるなら彼らの翻訳したものを読んだことが無…

「スペース・コブラ」とドヴォルザークの「新世界より」

コブラについては何回か書いているが、「スペース・コブラ」の第1回とオープニングを見たいためだけに、ブルーレイ全集の宣伝を兼ねた、全エピソードから4話をセレクトしたDVDを随分前に購入していた。で、望み通りオープニングと第1話のみ見て、あと…

「鋼鉄都市」の架空の映画ポスター等

アシモフ作「鋼鉄都市」の主人公イライジャ・ベイリを"Elijah Baley""で検索してみたら以下の画像を発見した。 https://i.redd.it/hb7pf2wobbe41.png サイト主が勝手に配役を決めて描いた架空の映画ポスターのようだが、これはかなりイメージに近いのではな…

「鋼鉄都市」の実写化

「ファウンデーション・シリーズ」の再読の後、いわゆる「ベイリ&オリヴォー・シリーズ」の再読を始めて、また「鋼鉄都市」についても調べ直してみた。10年前に 1964年にドラマ化されたが映像が残っていなく、ようつべにもないと書いたが http://hakuasin.h…

アイザック・アシモフ「ファウンデーション・シリーズ」久々の再読

Apple TV のオリジナルSFシリーズとして「ファウンデーション・シリーズ」が実写化される、というニュースを受けて、久々に読み返してみた。一時期、最初の3部作が古色蒼然と思えた時期があったが、いま読み返すとそれを通り越して、やはり抜群に面白いと思…

「コナン・ザ・グレート」「キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2」に出てくる女優さん

マックス・フォン・シドーが「コナン・ザ・グレート」に出ている話を書いたが、その記事を書く前に確認のため「コナン・ザ・グレート」(1982)をざっと見ていた(今度また落ち着いてみる)そうすると、何気に美人の女優さんが出ていることに改めて気づく。…

「マグダラのマリア」からホアキン・フェニックス、マックス・フォン・シドーの話

マグダラのマリアについては何回か書いてきているが、たまたま久々に検索してみたら、2018年に「マグダラのマリア」という映画があった事を知った。昔ながらのマグダラのマリアではなく、いわゆるグノーシス系の解釈を加味した内容(かなと勝手に思った)い…

人類補完機構シリーズの話

最近、アシモフの「ファウンデーション・シリーズ」がドラマ化されるとか、シマックの「中継ステーション」がドラマ化の予定であるとかいう話を、SF好きの知り合いと話していて、お互いに、他にどんな作品を実写化してほしいのか等という話になり、その時…

「人造人間クエスター」(1974 日本放映 1977)と家弓家正

というわけで http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2020/05/25/060418 「人造人間クエスター」を見る。見ていたら思い出すかと思ったが、上記で書いたとおり洞窟の中にいっぱいアンドロイドが眠っているシーンしか覚えていなかった。それでももう一度見た…

家弓家正と「人造人間クエスター」

家弓家正という声優については、今までもちらちら書いてきている。その際に書いていたと思っていたが、書いていなかった事があったので、改めて書く。家弓家正は「未来少年コナン」のレプカとか「風の谷のナウシカ」のクワトロとか、ルパン三世第1シリーズ…

再びアシモフのロボットシリーズ

最近、リモート出演によるテレビ番組が増えているが、それでまたまたアシモフを思い出した。アイザック・アシモフは「ロボット・シリーズ」と「ファウンデーション・シリーズ」という大きな作品群を持っている(最終的に二つが融合する)のだが、「ロボット…

AIによる手塚治虫の新作とアイザック・アシモフ

昨夜のテレビで、AIによる手塚治虫の新作のキャラクターは、二つのAIの会話から生まれた的な話をしていて、アイザック・アシモフの短編「心にかけられたる者」を思い出した。 http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20050215/p1 あらすじは、人間に恐怖心を…

「SF映画」って?「SFもの」って?

時折見る、とある漫画ブログ(っていうのか)を見ていたら、タイトルが 「SF映画が好きになれない…」そして冒頭に「私はSFものが苦手だ」「アベンジャーズも楽しめなかった」 どうも自宅で旦那さんといっしょに映画を見る際に、旦那さんが好きな(彼女の言う…

少年ドラマシリーズ「暁はただ銀色」(テレサ野田)

だいぶ前に光瀬龍の「暁はただ銀色」について触れたが http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2013/08/03/053948 ふと思いついて検索してみたらNHKの少年ドラマシリーズで映像化されていたことを今更ながらに知った(汗)しかも主演が「八月の濡れた砂」のテ…

「宇宙大作戦」のマリエット・ハートレイ その2

マリエット・ハートレイ演ずるザラベスの登場する「宇宙大作戦」の回「タイムマシンの危機」(All Our Yesterdays)の動画が無いかと調べたら、全話はないものの、いろいろなシーンがようつべにあった。スポックの恋が珍しいのか、マリエット・ハートレイが…

「宇宙大作戦」のマリエット・ハートレイ

だいぶ前に、「ジョディ・フォスターのママはゴースト」というビデオを買った話を書いたのだが http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20041018/p2 本当に突然思い出して、他の出演者ってどんな人たちだったんだろうと思った。ゴーストである奥さん役のマリ…

「麒麟がくる」と「ウルトラセブン」

「麒麟がくる」のサブタイトルが時代劇っぽくないな、とは感じていた。新しさを出そうとしているんだろうな、と思っていた。 まさか!「ウルトラセブン」に寄せていたとは(真偽不明)

大昔のスペース・オペラ

以前にも書いたが、SFを読み始めの頃は、スペース・オペラやヒロイック・ファンタジー等は敬遠していた。 なので、代表的な作品や作家の名前を認識している程度であった。たまたま家にある創元推理文庫の古本の中の一冊を手にして、巻末の既刊本の紹介欄を…

「トータル・リコール」(1990)「続・赤毛のアン/アンの青春」(1988) ローズマリー・ダンスモア

昨夜、久しぶりに「トータル・リコール」を見た。印象的なシーン以外ほどんど記憶になかった状態で見たので、けっこういろいろな発見があった。冒頭のリコール社のシーンに出演していたドクター・ラル役の女性の、表情やセリフをいう時の口元の動き、そして…

テッド・チャン「あなたの人生の物語」

映画「メッセージ」の原作「あなたの人生の物語」を含む中短編集であるが、まずはその表題作「あなたの人生の物語」(ネビュラ賞受賞)と、デビュー作でやはりネビュラ賞を受賞した「バビロンの塔」を読んでみる。正直、期待が大きすぎたかもしれない。発想…

ヨハン・ヨハンソン「メッセージ」(Arrival)そして「あなたの人生の物語」

テッド・チャンのSF小説「あなたの人生の物語」については以前ちらっと触れた。http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/12/05/055938http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2019/08/20/060731実はこの小説は出版当時なんとなく購入していた。その後映…

マリ・サムエルセン ヨハン・ヨハンソン「あなたの人生の物語」等々とりとめのない話

きっかけは新聞で見た、マリ・サムエルセンのドイツ・グラモフォンへのデビュー・アルバムについての話題だった。ノルウェーの新進気鋭のヴァイオリニスト、マリ・サムエルセンについてはこの時に知ったのだが、収録曲にバッハに混じってブライアン・イーノ…

シベリウス 劇音楽「テンペスト」(と「禁断の惑星」)

シベリウス 劇音楽「テンペスト」ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団&合唱団(1992)キルシ・ティルホーネン(S)リリ・パーシキヴィ(Ms)アンシ・ヒルヴォネン(T)Paavo Kerola(T)ヘイッキ・ケイノネン(Br) 以前、15CDBOXに全曲入れてほしかった…

「幼年期の終り」ドラマ版(2015)

「幼年期の終り」ドラマ版(2015)先日、久々にアーサー・C・クラークの「幼年期の終り」を読んだのをきっかけに、ネットでいろいろ調べてみたら、なんと2015年にドラマ化されている事を知った。日本では専門チャンネルで2016年に放映されたようだが、日本…

「デューン 砂の惑星」新キャスト?

ネットサーフィンをしていて面白いサイトを見つけた。投票結果か、個人の好みかはわからないが「デューン 砂の惑星」を再映画化した際のスタッフとキャストが載っている。監督がホドロフスキーというのは、例の映画の影響だろうが是非実現してほしい。ユエの…

フランク・ハーバート「デューン 砂の惑星」ローカス賞オールタイムベストの話

先日、フランク・ハーバート「デューン 砂の惑星」新訳版を読んだ話を書いたが http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2019/01/06/064713 その解説に、ヒューゴー賞、ネビュラ賞に並ぶSF小説に対する賞であるローカス賞が、不定期(約12年毎)に発表してい…