ラフマニノフのピアノ協奏曲 第2番

「のだめ」のせいか、すっかりクラシックモードのようだ。「のだめカンタービレ」に取り上げられていたので、今までの聴かず嫌いをあらためて、聴いてみる。はじめは「20世紀の曲が、これでいいのか?」と思った。つまり、あまりにも保守的、後退的に聴こえたためだが、そんな一筋縄では行かない感じだ、よく聴くと、それまでのどんな作曲家とも違う音作りである。ピアノの分散和音とオーケストラがうねってからんでいる。第一楽章の終わり方なんぞ、古典派ロマン派では考えられない。やはり、20世紀の音楽なのだろう。きらきらしたピアノがなんかミニマル的で、気に入るかもしれない。結局は作曲家は自分のやりたいようにやればいいのだ。その当時時代遅れといわれようが、最近のフルトヴェングラーの作曲のように、再評価されたりするのだから。
PS.第二楽章、どうも聴いたことがあると思ったら、エリック・カルメンの「All by Myself」ではないか!調べてみたら有名な話らしい。本人は影響を受けたといっているらしいが、これはパクリでしょう。名曲だと思っていたのに。まあいいか。
PS2.ラフマニノフって篠井英介さんに似てると思う。