フルトヴェングラーのエロイカ ベルリン・フィル

ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」
フルトヴェングラー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1950)
先日、今まで見た事のないフルトヴェングラーの「エロイカ」があったという話を書いたが(こちら)まだあった!
今まで長らく、ベルリン・フィルとの「エロイカ」が、手兵であったにもかかわらず存在しないはずだったのが、また知らないうちに(汗)でているのだ。(おまけに、1952年のベルリン・フィル盤もあるらしい(大汗))
ウィーン・フィルは指揮者と対等という意識があるが、ベルリン・フィルは主席指揮者に帰依しているような演奏である。いかにもドイツ的な陰影の深さと迫力はウィーン・フィルに勝る。フレージングの微妙な違いも興味深い。うーん、フルトヴェングラーのエロイカはこっちをとるか?