プッチーニは明らかにイタリアオペラを変えた。そしてミュージカルへの礎を築いた。プッチーニの影響を受けていないミュージカルはほとんどないといっていいのではないか？彼はそれまで歌がメロディ、オーケストラが伴奏という常識を覆した。歌のシンプルなメロディのバックでオーケストラが歌い上げるということで新しい効果を生んだ。またドビュッシーのように、東洋（日本）和声を取り入れてそれを感じさせないまで昇華させた。（西洋和声は基本的にド、ミ、ソの３和音だが、それをド、レ、ファ、ソのように４音重ねるやり方、いずれロックに応用できないものかと思ってはいるのだが）
