続 蒼天航路のお勧め

さて、キャサリン様、従来の「三国志演義)」に満足していないなら、蒼天航路は大のお奨め。(劉備は、長らく儒教的な価値観で「正義の味方=儒教の聖人君子」に脚色されてきたのです)蒼天航路では、劉備は、悪く言えばヤクザの親分、よく言えば自分が天下の器と信じきっている脳天気、その器に関羽張飛趙雲馬超らがどんどん入ってくるって寸法、演義とも正史とも違うが、実際これが一番実像に近いと私は勝手に思っている。なんか8月17日より、コミックモーニング増刊と言う形で総集編みたいな形で毎月1冊づつ出るらしいので、そちらを買うのも手かもしれない。