In Praise Of Learning(1975)

HENRY COW
前述した、ヘンリー・カウとスラップ・ハッピーの合体盤である。1曲目に元スラップハッピー作曲による変拍子の奇妙なグルーブの曲。緻密な構成とアレンジで聞かせる2曲、コンクレートミュージック風のインプロ曲2曲といった構成。実は、カウもハッピーもそろえよう、そろえようと思いながら、これしかもっていないので、えらそうな事は、全然言えないのだが、これを聴くだけでもカウもハッピーも凄いという事は充分わかる。(ちなみに、プログレと呼ばれるとメンバーは怒るそうである)女性ボーカル、ダグマー・クラウゼの地声を強調したドイツ訛りの歌唱は、けっこう当時衝撃を受けたものだ。カウ、ハッピーともにどれがいいアルバムかは、ファンサイトが結構あるので、そちらを、参考にして下さい