PTAH THE EL DAOUD(1970)

ALICE COLTRANE
こちらは、ジョン・コルトレーンの(2度目の)奥さんで、ハーピスト兼ピアニスト、アリス・コルトレーンのアルバム。この人もファラオとほぼ同時期にジョン・コルトレーンのコンボに加わっていた。前任者はいかにもJAZZJAZZしい名手だったが、彼女はハーピスト兼任ということもあるのか、クラシックの影響の強い、アルペジオで空間を埋める、不思議な雰囲気のピアノを弾いていた。
さて、このアルバムであるが、さすがコルトレーンの奥さん。一筋縄ではいかない。なんだかようわからん世界であるが、不思議と不快ではない。(これなら堂々と「あまり一般的でないコレクション」に入れられる)うちの奥さんがはまってた「濱マイク」で、このアルバムからの音楽が使われたそうだ。ご覧になった方なら、お聴き覚えがあるかも。(浅野忠信の回だそうだ)

さて「あまり一般的ではないコレクション」も大分続いたが、まだまだ尽きそうに無い。はじめから、この形式にすれば、苦労しなかったのに、などと思う。これから、映像関係や、文学関係にまで広げれば(日記のタイトルとは矛盾するが)けっこう、まだまだ続きそうである。