川原泉

川原泉さんの魅力については、皆さんご存知だと思うので、特には書かない。
「バビロンまで何マイル?」はルネサンス期のイタリアのボルジア家の兄妹についての話、同じテーマで星野之宣が「ボルジア家の毒薬」を書いている。「妖女伝説」という連作短編のひとつで、今入手しづらいが、こちらもお奨めの作品(自薦短編集にも収録)
コミックス「中国の壷」収録の「殿様は空のお城にすんでいる」歴史ファンも納得の江戸時代の殿様事情の描写といえる。
本日、古本屋でコミックス「笑う大天使」②を入手ついでに①しかなかった「メイプル戦記」を買ってみたら、「甲子園の空に笑え」の広岡監督の話ではないか!結局最後まで見たくなるに違いない・・・・・
「小人たちが騒ぐので」中野ブロードウェイへの訪問が語られる。この、ある意味トホホの空間は、我ら夫婦にとって、おおいなるツボであった。ああ!また行きたい!