タイガー&ドラゴン

ご存知の方々には新鮮味の無い話で恐縮であるが、タイガー&ドラゴンの最初の2時間ドラマ版と、連続ドラマになってからの第1回を見た。宮藤官九郎の脚本の面白さは、もう芸術の域に達しているといってもいいのではないか。役者もいい役者を贅沢に使っているし、これははまる。思えば初めて彼を知ったのは、コピー機かなんかのCMと、NHKでやっていた、バレーのドラマの室井滋の弟役の彼で、いい味出してるなとは思ったが、当時はまさか脚本家とは知らなかったという思い出がある。奥さんは、これを機に、落語に興味をもったようだ。ちなみに、私の忘れられない落語の名演は、故志ん朝師匠の「紺屋高尾」である。音声も映像も発売されていないようだが、もう一度見たい。
→「幾代餅」の間違いでした(こちら