のだめカンタービレ

結局、のだめカンタービレは正規で購入。お盆なので気が大きくなっているのか、ストレス発散なのか、散財が多いようだ。面白いかって?いろいろな人がさんざんいろいろ書いている通りであるといっておこう。昔、指揮者によって、同じ曲でも全然違うのだということを、他人に伝えるのに非常に苦労した覚えがある(というか、全然伝わらなかったのだが)このマンガを読む人が増えて、指揮者によって、同じ曲でも全然違うのだということが浸透すれば大変うれしい。
このマンガでは、登場人物それそれの心情がよく分かる。それは、恥ずかしながら私も演奏者であり、また一時は、スコア片手に同じ曲をいろいろな指揮者で聴き、なるほど、この指揮者はこうしたいから、ここでこの楽器をこう弾かせているのか、などと分析できた気になって、これならいつか何かの機会に指揮者が出来るようになるかも、などと夢をほざいていた人間なので、(生意気だが)しんいち君の気持ちもわかるつもりである。(名前も近いし)のだめは、天才とは得てしてこんなものなのだといっておこう(前に書いた、「エースをねらえ!」のお蝶夫人のセリフ参照)PS.私はラフマニノフは聴かずぎらいであったが、2番の協奏曲、聴いてみようかな。