黒い絨毯(1954)

チャールトン・ヘストン エレノア・パーカー
以前書いたこの映画が、やっとDVDになった。良くも悪くも往年のハリウッド映画であるが、子どもの頃テレビでよく見たのは、どうしてもその往年のハリウッド映画なので、未だにしっくりきたりする。子どもの頃は後半のパニック(?)シーンの印象が強かったが、今見ると、そうでもない。子どもの頃はやはり、あれが恐怖で驚きだったのだろう(もちろんすごいのだけど)その分大人になると前半の部分が面白く感じたりする。今回途中から吹替えで見た。納谷さんを期待していたが、何しろチャールトン・ヘストンが若い!30才だ。これなら磯部さんでも、いいかも。エレノア・パーカーは凛とした美人で、どこか和風の雰囲気もある。なんか覚えてるぞこの顔、と思ったら、「サウンド・オブ・ミュージック」で大佐の婚約者で、身を引く男爵夫人ではないか!この時32才!「サウンド・オブ・ミュージック」ですでに43才!なんかすごい。