ライト・アズ・ア・フェザー(1972)

チックコリア&リターン・トゥ・フォーエヴァー
前作の延長線上の第2作だが、前半は、よりジャズへの先祖がえりが見られる。ただし、センスは明らかに70年代。ラストの曲のイントロは「アランフェス協奏曲」、ジム・ホールのアルバムを思いだすなあ。思えば私がベースをピックを持ちながら、中指も使う奏法を編み出した(?)のは、ひとつにはグレッグ・レイクが、アコースティック・ギターを、ピックを持ちながら、中指と薬指を使ってのアルペジオ奏法と、この、ジム・ホールのオクターブ奏法にヒントを得たのだった。うーんこっちもまた聴きたいな。