銀河の輝映(1974)

チック・コリア&リターン・トゥ・フォーエヴァー
アル・ディメオラをギタリストに迎えた4枚目。前作から、いわゆるハードエッジ?、フュージョンプログレ?路線となったが、そちらは購入してない。これ以降のこの手のフュージョンバンドの原型になったと思われる。(超絶テク、ジャージーなインプロの掛け合い等々)(思えば、ソフト・マシーンアラン・ホールズワースを迎えて、フュージョンへの転身を図ったのが1975年、ジャズの著名ドラマー、トニー・ウィリアムスがやはりアラン・ホールズワースを迎えてThe New Tony Williams Lifetimeを結成したのがやはり1975年)
ただし、間奏曲のように演奏されるリリカルな生ピアノに代表されるように、このバンドは独自の叙情性を持っている。そこらへんが他のフュージョンバンドとは一線を隔している点であり、一部からはプログレとも言われる所以となっていると思う。