メイキング・オブ・スモーク・オン・ザ・ウォーター(1989)

3年ほど前に、例の知り合いの方からLDを借りてビデオに落としたものを、ふと思いついて久々に見る。現在DVDは出てないようだからお宝である(ロックソロジー/モンスターズというDVDに収録との情報もあり)
アルメニア震災チャリティに、錚々たるメンバーが集まって「スモーク・オン・ザ・ウォーター」を録音したのだが、メンツがすごい(古い話だし、知ってる人も多いと思うが)
ヴォーカル:イアン・ギラン(ディープ・パープル)ブルース・ディッキンソン(アイアン・メイデン)ポール・ロジャース(フリー、バッド・カンパニー
ドラムス:ロジャー・テイラー(クイーン)
ベース:クリス・スクワイヤ(イエス)
キーボード:ジェフ・ダウンズ(イエス、エイジア)キース・エマーソン(E、L&P)
ギター:リッチー・ブラックモア(ディープ・パープル、レインボー、ブラックモアズ・ナイト)ブライアン・メイ(クイーン)デイブ・ギルモア(ピンク・フロイド)トニー・アイオミ(ブラック・サバス)etc etc....
もちろん、これらのメンバーが一同に会するわけではなく、ベーストラッキングにスケジュールがあいたメンバーがその都度オーバーダブしていくわけだが、本人達ならではの個性的な演奏が、びっしりつまっていて、一瞬の気も抜けないすばらしい出来だ。
特に個人的には、キースがいかにもキースらしいフレーズを「スモーク・オン・ザ・ウォーター」に乗っけているミスマッチ感や、ポール・ロジャースのこぶし全開ボーカルがお気に入り。ポールは初めて見たときは、あんまりうれしくて大笑いして壊れながら見たものだ。