Acquiring The Taste(1971)

GENTLE GIANT
ジェントル・ジャイアントの2枚目。けたたましさやハードなリフが影をひそめ、幻想性、アバンギャルド性が増し、若干のジャズテイストが加わる。リコーダー、ホーン、ストリングスのアンサンブルはグリフォンの先取りを思わせるバロック調。前作より方向性がはっきりしてきたように思える。リズム隊もすっきりしてきたし、私はこっちの方が好みだ。しかし、さりげないところに、恐ろしいほど多くの音楽性が詰め込まれていて、逆に詰め込みすぎでは?と思えなくも無い。