赤いペガサス

村上もとか
龍(RON)はいつ終わるのか心配な村上もとかである(笑)この人の作品は「六三四の剣」や「エーイ!剣道」が好きだった。この人も小山ゆうといっしょで、どんなジャンルを描いても、そのジャンルの範疇にとどまらない深さをいつも見せつけてくれる。
で、この「赤いペガサス」であるが、当時はスーパーカーブームであった。私はまず「車」に思い入れが無かった。ブームというものが嫌いだった。この2点からこのマンガに対して「読みたくない!でも、ちょっと見ちゃう」というスタンスで接していたように思う。(村上もとかは好きだったから)なのでストーリー的には全く無案内なのだが、突然印象にのこったシチュエーションを思い出した。主人公の親友のドライバーが事故で車が炎上し、主人公が炎の中に助けに行き、助け切れなかったことに、非常な罪悪感を持っていたということと、その事故死したドライバーの恋人だかが、主人公を恨みつづける・・・・といった感じだったと思う。ネットで調べても、友人のドライバーが死んだことは載っているが、その恋人についての記述が無い。私の記憶は確かなのか?古本屋で買ってしまおうかな?