TV放映を録画して見る。オープニングの移動カメラ(死語?)による長回しとCG(模型飛行機を使用したシーン)にまず唸る。慌てて調べたら(すいませんねえ知識が無くて)特撮あがりの監督さんで「VFX」という言葉(これも知らなかったが)を定着させた人だとか。一見見逃してしまいそうなほど特撮合成(死語?)が見事で、何気ないシーンにも凝っている。いわゆる大上段にかまえた特撮映画ではないところが逆に凄みがある。
原作との人物設定やストーリーの違いは、まあ映画だから・・・・と思って見ていたのだが、徐々に気が付いてきた。私見であるが、キャスティングに合わせて設定や脚本を原作と変えていったような気がする。それほどストーリー的にも自然な仕上がりになっている。うーん何気ないようで実はすごいのか。