グレン・グールド・コレクション Ⅴ 知られざる指揮活動

○例のラジオ番組の予告映像。テーマに合わせてグールドがボケた指揮者に扮するものが採られている。その姿はnadja5様の3月5日の日記で見ることが出来る。勝手に貼り付け
ttp://d.hatena.ne.jp/nadja5/20070305
○バッハ カンタータ54番「いざ罪に抗すべし」
カウンターテナーによるカンタータを、モーツァルトの時代あたりの指揮者のように、ピアノを弾きながら指揮する1961年の映像。
ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」(リスト編曲)より
ご存知の方も多いと思うが、リストはベートーヴェン交響曲のピアノ編曲をしている。確か第9のみ連弾で、他はソロのための編曲だったと思う。「運命」は昔それこそグールドの演奏をFMからエアチェックした覚えがある。
途中から湖畔で語るグールドの映像に変わる。アーチストは視野が狭いと一刀両断に切り捨てるあたり、いかにも彼らしい。
○バッハ ブランデンブルク協奏曲第5番
だぶん上記と同じ時期の演奏だろう。やはりピアノを弾きながらの指揮。

タイトルの割りに、本当に指揮をしている映像が皆無であるということは、よほどそういう映像が存在しないということだろう。第1回の映像が貴重だということがわかる。