山頭火

ふと思いついて100円ショップで日本文学シリーズを何冊か買う。萩原朔太郎梶井基次郎中原中也等はそれこそ思春期にはまる人ははまったであろう、菊池寛は読む前に悪い話ばかりきいてしまったので、ほとんど読んでいなかったので買ってみる。「忠直卿行状記」は、歴史ミステリーの観点から一度読んでみたかった作品。そして種田山頭火
思春期の頃、ラジオ番組で山頭火の句を紹介している番組を愛聴していた気がする。単発だったのか帯だったのか。そこで私が一番ぐっときたのが、いわゆる自由律の句ではなく「焼き捨てて 日記の灰の これだけか」であった。今回買ったものには残念ながら載っていなかった。