グリーグ ピアノ協奏曲

ジャド指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ピアノ ロナン・オーラ
例の廉価盤シリーズ。さすがにこの曲はアナログ時代から知っていた。この情緒的な曲を演奏するにはオケ、ピアノともに硬い気がする。
小学校の頃、我が家には月に一度クラシックのLP本が届けられていた。記憶が正しければ世界文化社とRCAが組んで契約した家庭に配送していたような気がする。交響曲、協奏曲などのテーマにしたがって選曲され、交響曲の場合は交響曲についての解説、取り上げた曲とその作曲家の解説、全巻通してのクラシックの歴史やクラシック用語集など、かなり勉強になったシリーズだった。
覚えている演奏者は
ピエール・モントゥー、シャルル・ミュンシュボストン交響楽団
ライナーとシカゴ交響楽団
等など、この日記で書いたライナーの「新世界」シェリングチャイコンなどは実はこのシリーズで刷り込まれたものだった。
で、グリーグのピアノ協奏曲もこのシリーズで聴いた。ピアノ協奏曲は2曲だったが、チャイコングリーグだった。普通はチャイコンと「皇帝」かショパンのような気がするが、初心者向けなので、聞きやすいほうという選択だったのかもしれない。で、上記でも書いたが、やはり、いい演奏を買わないともったいないので、なかなかグリーグも手が出なかったが、やはりその思いは変わらない。今回300円だからいいようなものだが。