カミーノ(2000 邦訳:2001)

シャーリー・マクレーン
彼女自身も書くのに悩んだというが、わたしも悩んであえて mixi と同じ文章を載せる。下記の「日記」というのは申し訳ないが mixi の日記である。


スペインの800キロの巡礼路の旅をめぐる、シャーリーの新たな霊的体験の本です。つい最近までこの本の存在を知りませんでしたが、読んでみると、私にとっては、今、この時期に読むべきだったのだと思います。
最初の方で、あのゲリーの正体があかされるのもびっくりでしたが、後半の太古の宇宙創世と人類の歴史についてのビジョンが、私の日記の2006年10月16日「真実の話」に驚くほど一致していました。こちらはシンプルに概要を述べたに過ぎませんが、シャーリーの方は(彼女の過去世ですので)ドラマチックに生々しく語られます。また、高橋克彦さんが「竜の柩」などで語っている事と一致する部分もあります。60歳を過ぎても彼女の真理への探究心は尊敬に値しますが、考えてみれば永世の問題ですから、年齢は関係ないですね。
シャーリーの本をはじめて読む人がこの本を読んでしまったら、ちょっと内容が翔び過ぎていると思われますので、少なくとも「アウト・オン・ア・リム」は読んでおいてから、こちらを読まれる事をお勧めします。