黒又山

今年のGWは1日ぐらいかけて、久々に大石神や黒又山を訪れようかと思っていた。以前駆け足で行った時と心境が変わってきていると思うので、又違った印象があるかもしれないと思ったのだ。大湯ストーンサークルと黒又山と大石神ピラミッドはレイラインを作っているし、間には他にもピラミッドと言われる十和利山やエデンの園といわれる迷ケ平、ヘブライがなまったと言われる戸来岳等、興味深いものがいっぱいある。
で、最近、黒又山が脚光を浴びているようなので、昨年末に出たばかりの関連本を買ってみた。ところが内容は意外なものだった。ツタンカーメンの呪いではないが、調査チームの面々に早すぎる死や事故が相次ぎ、著者自身もその例に漏れず、あげくは仏教系の新興宗教によって救われてゆく姿が描かれている。その教祖の霊視によると、黒又山自体が御神体であるため、敬意をもたずにむやみに登ったり、調査すると危険だということらしい。以前たずねた時は登ったんだがなあ、その時より霊力が高まってきているのだろうか。著者の言うことを鵜呑みにするわけではないが、御神体と聞いては、おろそかにできない。登れないのなら、行くのをやめて、大石神だけにしようかなと思っている次第。でもその本を読まなかったら、ほいほいと出かけて登ってしまうところだった。ちゃんと読むように導かれていたのだろう。