モーツァルト ピアノソナタ第7番ハ長調

内田光子
実はピアノ曲というのは、クラシックの中ではどちらかといえば苦手なジャンルであった。よって、8番の後1番から順に聞いてきたのだが、ほとんど初めて聴くので、他との聴き比べも出来ていないので、内田さんとモーツァルトに聴き惚れるのみで、文章を書くまでにはいたらなかったのだが、この7番は解説にもあるとおり、モーツァルトが新しい性能の良いピアノに出会って書き上げただけあって、私の耳にもそれまでの曲とはダイナミズムが段違いだとわかる。ここらへんから始まるのだな。傑作群が。