It's a beautiful day(1969)

It's a beautiful day
我路行人様が4月23日に言及しておられた
ttp://d.hatena.ne.jp/GAROTO/20070423
"It's a beautiful day"をダイアナ様のご好意により聴く事ができた。寡聞ながらこのバンドも全く知らなかった(汗)サンフランシスコのサイケバンドと言う事だが、いわゆるフラワームーブメントか?
そこらへんも興味があったが、別の興味が一つ。"Blues Magoos"の"We Ain't Got Nothing Yet"がディープ・パープルの「ブラック・ナイト」の元曲(?)であったことは、空耳アワーでつとに有名になってしまったが、このバンドの""Bombay Calling"が、かの(ブラックモアズ・ナイトでもやっている!)チャイルド・イン・タイムの元曲だと言うではないか!これは一度は聴いて見なければならない!
全体として、フォーク・ロックとドアーズを思わせるサイケ・ロックの2本立て、そういえばボーカルもドアーズの雰囲気がする(とはいえこの時代の男性ボーカルは大体こんな感じだが)。この時代ならではのマターリ感がたまらない。ヴォーカル兼ヴァイオリンの男性とキーボードの女性の双頭バンドのようで、この二人でほとんどの曲を書く。しかしバッキング扱いながらもう一人の女性ボーカルが新生ルネッサンスのアニー・ハズラムを思わせる美声で、彼女を前面に出して、フォーク・ロックの部分を強調したら、プレ・ルネッサンスである。うーん、そっちで聴いてみたかった。実に惜しい(勝手な言い草だが)男性ボーカルが邪魔だ(爆)でもリーダーだからしょうがない。
さて、問題の"Bombay Callinng"であるが、漠然とリフが同じ程度なのだろうと思っていたら、オルガンのフレーズまでそのまんまではないか!いいのか?!パープル!ただし、こちらはインスト・ナンバー。パープルのファンなら一度は耳にしておいたほうがいい。前述の"Blues Magoos"もそうだが、ようつべでありそうだな。探そう。